新世紀くらわんかストリート

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江戸時代初期、幕府は東海道の延長として京街道に枚方宿を設置しました。枚方宿は約1.5kmに及び、街道の両側には本陣をはじめ、旅籠や茶屋など400件近くが軒を並べていました。参勤交代の大名が宿泊するときは、たいそうな物々しさで、ことに御三家である紀州藩の大名行列は有名で、近郷近在から見物に来る人も多かったそうです。のちに八代将軍となる徳川吉宗も紀州藩主時代にここ枚方を通りました。現在でも数は少なくなったものの、商家や問屋役人の家など、当時の面影を残す町家が点在しています。町家を修復するだけでなく、新しい住宅でも伝統建築様式の特徴を取り入れて外観を修景するなど、歴史的な町並みや賑わいを創り出す試みが進んでいます。

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